RICOH ThetaVレビュー

RICOHのThetaVを購入しました。

Thetaシリーズはたしかm15を買って以来になります。

今回購入したのは、TA-1という360マイクがオプションで用意されていたのが理由です。

360は画像がメインで音についてはそれなりにないがしろにされてきました(カメラは一般的にそうですね)

そんな中、わざわざ専用マイクを出すということ、それもけして安い値段ではないです(3万ちょっと)

さらに360度の音を拾うSpitialAudioに対応しているとのこと。オーディオテクニカの製品とのことでこれは使ってみたい、ということになりました。

 

真ん中がそのTA-1です。左は風防です。右がThetaVです。

 

TA-1はThetaVを充電しながら使えるようです。三脚のネジ穴で固定します。

もちろんTA-1にも三脚穴があります。

ちなみにThetaVにも上に2箇所、カメラの下にそれぞれ1箇所、合計4つのマイクがあります。

本体の下に装着して使います。

 

ちなみにGoogleStreetViewアプリは認識しました。そのままUPすることができます。

また、今回からBluetoothにも対応しており、ペアリングしておけば、Bluetoohから電源を入れることができます。

撮影も可能ですが、WiFiに繋がないと中の写真やプレビューなどは表示できません。それでもかなり便利です。

Windowsからは普通に認識するので、転送は簡単です。

また、USBストリーミングにも対応しており、ここにあるとおりMediaPlayer Classicを使うとライブストリーミングができます。

遅延はわずかに0.45秒程度です。簡易スティッチで表示できます。

 

画質ですが、かなりいいです。360カメラは当たり前ですが、パンフォーカスです。どうしても得意な距離というのができてきますが、近くから無限遠までそれなりにピントがきています。これは使いやすいと思います。

 

写真は内部でスティッチされますが、動画は魚眼のままです。

これは動画を画面キャプチャしたものです。左側がLEDがあるほう。右側が正面です。90度回転していますね。

こんな感じで撮影しています。

 

現在いくつかの問題があります。

1、360音声の取得方法がわからない(普通のステレオで録音されています)

2、PC公式アプリでエクイレクタングラー化に失敗することがある

3、ライブストリーミングは公式に書いてあるMediaPlayerClassicでは実現できるが、そこからOBS等での配信ができない

4、内部動画が壊れていたことがある(1度だけですが)

5、iOSアプリのTHETA+Videoで動画を開くとアプリが落ちる

 

現状高音質な動画、音声を10万円以下で実現できる素晴らしいハードだと思います。

なにか分かり次第また記事を書きたいと思います。

 

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