Insta360OneXの登場により、6K解像度の360動画が身近になりました。
しかし、OculusGoで6K解像度の動画は問題ないのでしょうか?
VirtuaWorkを使って調べてみました。
まず、フォーマットですが、OculusGoはH.265(HEVC)に対応しています。
ですのでH.265フォーマット前提で進めます。
まず、Insta360 STUDIOで、エクスポートします。
設定は、5760×2880、ビットレートはOriginalの101.98Mbpsです。
その動画をAdobe Premiereにて変換します。
使用した動画をYoutubeにアップしています。
まずはそのままの解像度で試してみましたが、OculusGoではカクツキが見られました。
ビットレートを10MBpsまで落としても同様でしたので、負荷が高すぎるのだと思われます。
ビットレートが例えば50Mbpsなどとアップすると、数回再生したときにアプリが落ちてしまいます。
そこで、解像度を4K(4096×2048)に落とします。
この状態でビットレートを40,20,10と作成しました。
こちらはどれも問題なく再生できました。
また、画質ですが、20Mbpsと40MBpsはそれほど変わらず、10MBpsでは劣化が見られます。
下記は一部を切り抜き、さらに4倍に拡大したものです。
というわけで、OculusGoでVirtuaWorkの動画を準備する場合は、
解像度は4096×2048
フレームレートはInsta360OneXの場合は29.97fps
ビットレートは20MBps
フォーマットはH.265(HEVC)
がオススメです。